状態:
- Build ServerやEnterpriseフローティングライセンスなど、複数のフローティングライセンスサブスクリプションを使用している。
- 複数のフローティング ライセンスを1 台のライセンスサーバで管理したい。
- ライセンス サーバ のセットアップを実行すると、デフォルトを選択するためのツールセットが複数表示される。
原因:
組織が複数のライセンスサーバを契約している場合、同じサーバで配布することができます。
サーバーにはlicenseEntitlementGroupId値を持つを持つ、組織に割り当てられた各ライセンスタイプを指定するツールセットのリストがあります。使用可能なすべての製品識別子を確認するには、サーバー管理ステータスのページに移動し、licenseEntitlementGroupIdの下のリストを参照してください。
解決策:
特定のライセンスを要求するには、クライアントマシンのservices-config.jsonファイルで「toolset」の値を指定してください。利用可能性に応じて異なるライセンスを要求したい場合、各ライセンスツールセットをカンマで区切ることができます。この場合、最初に指定されたライセンスタイプが優先されます。例:
{
"licensingServiceBaseUrl": "http://SERVER-IP-ADDRESS:PORT",
"enableEntitlementLicensing": true,
"enableFloatingApi": true,
"clientConnectTimeoutSec":5,
"clientHandshakeTimeoutSec":10,
“toolset”:"LicenseServer_12345678901234_2,LicenseServer_12345678901235_2"
}
サーバに複数のライセンスがあり、クライアントが特定のライセンスを要求していない場合、ライセンスサーバのセットアップで決定されたデフォルトのライセンスが提供されます。サーバーのセットアップ中にデフォルト値が設定されていない場合は、管理ステータスページで利用可能なリストから最初に利用可能なライセンスが提供されます。
参考情報:
利用可能なすべてのライセンス ツールセットを表示するには、http://SERVER-IP-ADDRESS:PORT/v1/admin/statusのサーバー管理ステータス ページに移動し、licenseEntitlementGroupId の下にあるリストを表示します。
services-config.jsonは、クライアントマシンのオペレーティングシステムに応じて、以下のディレクトリにあります:
- Windows: %PROGRAMDATA%\Unity\config\services-config.json
- macOS: /Library/Application Support/Unity/config/services-config.json
- Linux: /usr/share/unity3d/config/services-config.json