概要
コミュニティの皆様、お客様、およびパートナー様 からの広範なフィードバックを受け、Unity はゲーム領域向けの Runtime Fee を即時廃止することを決定いたしました。この記事では、主要な変更点と今後の展望について概要を説明いたします。
Content of this article:
詳細な情報については、公式 Unity ブログの記事 'ゲーム領域向け Runtime Fee の撤回について' をご覧ください。
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主な更新内容
Unity Runtime Fee の廃止
- いつ: 即時。
- 影響を受けるお客様: ゲーム領域のお客様。
- ゲーム領域以外のお客様: 影響はございません。
Unity は 20 年以上にわたって、デザイナー、開発者、アーティストやエンジニア、パブリッシャーおよびプラットフォームの皆様と協力して「ゲーム開発の民主化」という使命を築いてきました。このコミットメントはお客様との信頼を基盤としたパートナーシップを維持することに重点を置き続けています。
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改訂されたサブスクリプションモデル
Runtime Fee の廃止に伴い、Unity は既存のシートベースのサブスクリプションモデルに戻ります。
Unity Personal
- 費用: 無料
- 変更点: Unity 6 のリリースと共に、年間総収益の上限が 10万米ドルから 20万米ドルに引き上げ。
- Unity 6 で開発された Unity Personal ゲームにおいて、「Made with Unity」のスプラッシュスクリーンは任意となりました。
Unity Pro and Unity Enterprise
いつ: 2025 年 1 月 1 日
Unity Pro の変更点: Unity Pro ライセンスは、8% の価格引き上げが適用され、シートあたり年間 2,200 米ドルとなります。※ 年間の総収益および調達金額が 20 万米ドルを超えるお客様につきましては、Unity Pro のご利用が必須となります。
Unity Enterprise の変更点: Unity Enterprise ライセンスは、25% の価格引き上げが適用されます。※米ドル価格の場合。年間の総収益および調達金額が 2,500 万米ドルを超えるお客様につきましては、Unity Enterprise のご利用が必須となります。また、サブスクリプションの最低購入数が適用される場合がございます。このライセンスは最も多くのお客様にご利用いただいていますが、各お客様が独自のニーズをお持ちで、Unity の製品やサービスを多数ご利用いただいているため、今後すべてのお客様にご連絡をし、カスタマイズされたパッケージについてご相談させていただく予定です。
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将来の価格改定サイクル
今後、Unity は価格の改定を年に 1 回のみ検討する予定です。Editor Software の利用規約に変更が生じた場合、お客様はそのバージョンを引き続き使用する限り、以前の同意した規約のもとで使用し続けることができます。このコミットメントおよび 2025 年の価格変更に関する詳細は、Unity のリーガルページおよび GitHub リポジトリでご確認ください。
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結論
ゲーム領域向けの Runtime Fee を撤回し、今回の価格改定を実施することにより、お客様のゲーム開発を向上させるための投資を続け、そして皆様のより良いパートナーであり続けたいと考えます。皆様の信頼と継続的なサポートに感謝いたします。これからも、皆様と共に素晴らしいゲームを作っていけることを楽しみにしております。詳細および公式発表については、こちらをご覧ください:ゲーム領域向け Runtime Fee の撤回について