症状:
- このエラーでプロジェクトが開けない。
- プロジェクトを開こうとしたら "Enter safe mode" とエラーが出て、前に進めない。
原因:
Unity のセーフモードは、スクリプトのコンパイルエラーがあるプロジェクトを開いたときに、Unity エディターが使用するモードです。セーフモードは、コンパイルエラーを解決するための最適な環境を提供するように設計されており、プロジェクトを素早く機能的な状態に戻すことができます。
一般的にコンパイルエラーが発生するのは、以下のような場合です。
- プロジェクトを古いバージョンの Unity から新しいバージョンにアップグレードするとき。
- プロジェクトを、作成時とは異なるバージョンの Unity で開くとき。
- パッケージ がない、またはバージョンが正しくないパッケージでプロジェクトを開くとき。
- 独自のスクリプトにエラーがあるプロジェクトを開くとき。
- バージョン管理 の下でプロジェクトを開くときに、バージョン管理の最新の変更にコンパイルエラーが含まれているとき。
コンパイルエラーが発生したプロジェクトをセーフモードなしで開くと、さまざまな問題が発生します。例えば、プロジェクト内の パッケージ が正しくロードされず、機能しない場合があります。また、アセットが正しくインポートされず、ライブラリ や キャッシュサーバー に正しくキャッシュされない場合があります。
このような状況では、通常、エラーを解決するまでプロジェクトの残りの部分をインポートしたくありません。セーフモードのツールを使って、このようなスクリプト関連の問題を自分で解決したり、バージョン管理機能を使ってプロジェクトを新しいバージョンに更新し、プロジェクトのすべてをインポートをすることを待たずにエラーを解決できます。
解決策:
大抵は、Enter Safe Mode を選択して、プロジェクトのエラーを解決する方が良いでしょう (あるいは、バージョン管理を使用している場合は、エラーの修正を含む変更を選択します)。セーフモードは、コンパイルエラーを解決するための最適な環境を提供するので、プロジェクトの残りの部分をインポートする前に、プロジェクトを機能する状態に素早く戻すことができます。
ただし、セーフモードに入りたくない場合もありますので、その場合は Unity を Quit (終了)、またはエラーを Ignore (無視) します。
又は、世界中のディベロッパーから直接サポートを受けられる Unity Discussion にて、現時点の悩みを共有し、解決策を見出すこともできます。さらに公式ガイダンスである Unity Documentation もご確認ください。
その他: